十字架を背負って
満員電車、スーツを着た大人達がごった返してるなか、ギターとエフェクターボード、物販が入ったキャリーケース、私服の僕。
冷たい目で見られること見られること。
優しくないなぁと思うけど、社会不適合者を見るには適した目なのかもしれない。
僕は夢を追いかけているんだ。あの日と同じ変わらない夢をずっと。馬鹿みたいだろ、叶わないと思ってんだろ。
現実を甘く見るな?甘く見てるつもりはないさ。
現実は厳しい。たしかに強敵だ。
でも負けたくないんだ僕は。
いつだってそうだ、僕らを待ってる人たちがいる。だから僕らはとてもありがたいことにステージに立ってやりたいことをやらせて頂ける。
当たり前なんかじゃない。本当にありがたいことで特別なこと。
凱の書いた曲を世界で一番最初に歌えるのは僕しかいない。ココペリドットの音楽はここにしかない。
それを世界で一番最初に聴いてくれる人たち。
こんなこと他にないじゃない。
夢は素敵だ。これ以外ない。
僕はこれからも十字架を背負って生きていくよ。
おやすみなんちゃら